1st Album “Remember me” リメンバー・ミー

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Remember me- Yumi Koizumi
1.この輝ける夜にきっと  (S.バーバー)
Sure on this shining night
 
2.無言歌  (F.メンデルスゾーン)
Lied ohne Worte
 
3.ただ憧れを知る者のみ  (P.I.チャイコフスキー)
Nur wer die Sehnsucht kennt
 
4.森の静けさ (A.ドヴォルザーク)
Waldesruhe
 
5.アリオーゾ  (J.S.バッハ)
Arioso
 
6.歌の翼に  (F.メンデルスゾーン)
Auf Flugeln des Gesanges
 
7.アヴェ・マリア  (G.カッチーニ)
Ave Maria
 
8.我が身が土に横たえられるとき  (H.パーセル)
When I am laid in earth
 
9.カンティレーナ  (H.ヴィラ・ロボス)
Cantilena
 
10.花嫁のブーケ (小泉ユミ)
Bouquet for a bride
 
11.我が母の教えたまえし歌  (A.ドヴォルザーク)
Als die alte Mutter mich noch lehrte singen

 

この輝ける夜にきっと(バーバー)

 

星影輝くこの夜に 

きっとこの大地の上

やさしさが私を守ってくれる。

 

年の終わりは北に横たわり

すべてがいやされ、すこやかになった。

今、盛夏が大地を包み

すべてを力づける。 

 

この輝ける夜にきっと

私は星々の見せる幻影に驚き、涙する。

ひとりさまよいながら                      (アギー)

*歌曲集「4つの歌」作品13の第3曲
 

 

 

ただ憧れを知る者のみ

    (チャイコフスキー)

 

ただ憧れを知る者のみが

私の悩みを知るのだ!

ひとり、すべての喜びから切り離されて

ながめる空のかなた

ああ! 愛しい人は遠く

めまいがして私の身が焼き焦がれる!

この苦しみを知るのは

ただ憧れを知る者のみ    

 (ゲーテ)

 

 

 

歌の翼に(メンデルスゾーン)
 

歌の翼に恋しき君をのせて行こう。

世にも美しいガンジス河の草原へ。

静かな月の光の中に

紅い花の咲く庭へ。

蓮の花が愛しい君を待っている。

 

すみれは身を寄せながらクスクス笑って

薔薇はかぐわしい秘め事を語る。

賢いガゼルがはねて来て耳をそばだてる。

そして遠くでは清らかな大河がざわめく。

 

そこに茂る棕櫚の樹のもとに降り立とう。

そして愛と安らぎを味わい

この上ない幸福を夢みよう。

 
 (ハイネ) 
 

 


 

我が身が土に横たえられるとき

         (パーセル)

 

我が身が土に横たえられるとき

私の過ちが

あなたの心を乱さないように...

 

私をおぼえていて!

 

けれど、私のかなしいさだめは忘れて。

 

              (テイト) 

 *歌劇「ディドとエネアス」より

 

 

花嫁のブーケ(小泉ユミ)  

 

 

花嫁を飾る花    

それは世界中に咲く沢山の花々のうちで

もっとも幸せな花!

 

 

 

我が母の教えたまえし歌

       (ドヴォルザーク)

  

母が私に歌を教えてくれたとき

母の目には涙が浮かんでいた。

 

わたしが子供たちに歌を教える今、

涙がわたしの頬をつたい流れる 。 

                   (ヘイドゥーク)

 

*歌曲集「ジプシーの歌」 作品55の中の第4曲目